yon-1997’s blog

架空地図と社会学的想像力とその他

大学入試好きやねん

今週のお題「試験の思い出」

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今はなき私の赤本。他にも専修や駒沢、日大も持ってました。

試験といえば入試、入試といえば大学受験。

というより、私は中学受験はしておらず、高校は推薦で、学力試験は非常に容易いもので、あまり記憶にはありません。

大学は一般入試で、センター試験(当時)と私立大学3校、計9回受験しました。

文系だったので英語・国語・日本史のみを勉強し、受験しました。国立型と比べると1つ1つの教科に非常に時間を割けたのかなと思います。

 

試験問題って大学によって結構特徴があるんですよね。国語科の塾講師をしていたことがあるのでわかるのですが、教科によって、特に国語は偏差値と難易度が比例しないことも多いです。

早稲田は偏差値そのままに超難関ですが、特徴の一つに、融合問題があります。

それは、現代文の引用部分に古文や漢文が、もしくは古文の引用部分に漢文が含まれている、あるいは2~3つの現代文を読み比べる問題など、非常にクセのある問題です。早稲田は文章も難解な上にこの融合問題に苦しめられました。

そもそも漢文って、多くの大学ではもう文学部でしか独立問題で出題してないんですよね。上智は最近になって出題の方法をガラッと変えましたが、私が高校生の頃は、ほぼどの学部でも漢文を出題していました。

 

小田急線の玉川学園前駅でお馴染み、玉川大学は、国語が難しいと言うことで講師の間では有名でした。私はたった1年半の歴でしたので実物は目にしたことがなかったのですが、生徒には勧めませんでした。

ちなみに偏差値の割に、青山学院大学とかは非常に易しいんですよね。その代わり英語が個人的に激ムズでしたが…

その逆が法政大学で、国語が高難度な一方、英語は易しかったです。

 

慶應は国語を出題しない代わりに小論文を課すというのが最大の特徴ですね。小論文は他にも医学部がある大学でよく出しているイメージです。この記事を書いていて知ったのですが、大学によっては芸術系の学部で論述問題を出しているみたいですね。

 

今は違う仕事をしていますが、塾講師の仕事に戻りたい気持ちもあります。

しかし、センター試験が終了し、大学入試共通テストとなり、さらに英語4技能など大学入試が大きく変わってしまったことで、私の経験があまり活かせなくなっている気がします。

 

それでも大学が入学試験を通して、どんな学生を採りたいかというアドミッションポリシーの片鱗を感じられるんですよね。東大や京大は理系でも国語を課し、早稲田は学部ごとに大きく傾向が異なり、慶應や芸術系・医学系の学部は小論文を課すなど。

やっぱり入試は面白い。