yon-1997’s blog

架空地図と社会学的想像力とその他

飲んだことない銘柄の日本酒は中間からちょっと上くらいのグレードのものを買うといいのでは?

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※この記事はたいした結論に至りません。

 

タイトルの通りです。私は日本酒が大好きなのですが、味の違いというのがいまいちわかっていません。

 

好きな銘柄はあります。八海山とか東光とか、高清水とか

 

ただ同じ銘柄の飲み比べとなると違いが怪しかったり、そもそも違う銘柄同士でも正直……?

 

 

成人したての頃飲んだ、浦霞とか上善如水(純米吟醸)とかは正直美味しいと思わなかったので、おそらく好みはなんとなくあると思います。

ちなみにその時友達に連れてってもらった日本酒をめちゃくちゃ揃えているお店で飲んだ十四代や新政も美味しさに気づけなかったので、今飲むとまた違った感想になりそうです。

上善如水の純米大吟醸とかひやおろしとか、最近お店で飲んだ新政はすごく美味しいと思ったり。

 

気づいたのが、好きな銘柄である東光は純米吟醸、高清水は純米大吟醸を飲んでおり、それは日本酒の中でも上から数えた方が高いくらいのグレードだということです(四合瓶で1200~1800円くらいですが)。

八海山は特別本醸造、それ以外の好きな日本酒、喜多屋、羽根屋、雪男などはグレードを気にせず飲んでいるのですが、そもそも地酒だし、パック酒とかにはなっていないし、間違っても合成清酒ではないし、普通酒でもないことから、日本酒全体で言えば「いい方」なのかなと思います。

ちなみに20歳の誕生日、最初に飲んだ日本酒は獺祭でした。

 

ということで、本日お休みを利用して、有名だけれど案外飲んだことがない日本酒を、ちょっと上くらいのグレードを意識して買ってみました。

選んだのは久保田と七田。

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360mlで飲み比べ

近所のちょっといいスーパーに売っていた、「久保田 千壽 純米吟醸」と、「七田 純米」。

実は既に企画倒れでして、七田はホームページによると、この純米酒はスタンダードなものだそう。360mlの瓶がこれしかなかったので仕方ない…久保田よりはやや高めの値段設定だし、よしとしました。

 

www.asahi-shuzo.co.jp

tenzan.co.jp

 

飲んでみました。

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メインが遠いしピントを合わせてないという。そう、iPhone13ならね。

違う種類の酒器を使っているし、水を挟んでいるとは言え、おつまみを食べながら。さらにこの時点で、既に他のお酒を飲んだ後なので、ほろ酔い状態。

 

飲んだ感想ですが、久保田は「う〜ん、飲んだ後味がちょっと嫌かな?」。七田は「うまっ!」

でも肴を食べてからのマリアージュは久保田も最高の味。逆に七田は、口に含む量とかによっては、やっぱりちょっと嫌な味。雑味なのかな?

 

結論から言うと、どちらも美味しいお酒であることに変わりはありません。そもそも私は日本酒は必ず何かを食べながら飲むので、食べ物との組み合わせが命ですから。しかし違いはそこまでわかりません。特に他の銘柄も含めて、「〇〇の方が××より△△だから美味しい」という言い方はできません。

 

というか、日本酒の違いが事細かにわかるのであれば、誰でも唎酒師(利き酒の資格)になる素質があるということになってしまいます。

 

それよりも、酒造の推しとか、銘柄の推しとか、なんとなく味わった感じとか、思い出(=バイアス)とか、価格によるプラシーボ効果なんかが、日本酒の主観的な味に影響を与えるのではないでしょうか。私もそれでいい気がします。でも同じ酒造内での違いは知れると楽しそうだな〜と思ったり。

グレードなんて関係ない気がします。