yon-1997’s blog

架空地図と社会学的想像力とその他

私の国際感覚

大学時代の友人(その人は留学と大学院で、同い年だが就職はまだしていない)に久しぶりに連絡を取ってみたところ、国際協力系のインターンに行っているとのこと。

 

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そういえば最近宇都宮に旅行した時、宇都宮駅でUNCHRという国連の難民支援の機関でボランティアをしている大学生に話しかけられた。最初はよく駅にいる、募金を呼びかける怪しい人かと思ったが全くそうではなく、ちゃんと背景もわかる団体だった。

寄付自体は月単位だそうで断ってしまったが、Twitterで一応拡散はした。

彼女は大学二年生で、国際関係に興味があり、大学でもそういったものは学んでいるとのこと。

 

どうしても国際協力とか、グローバルとか言われると、身構えてしまう自分がいます。

私が在籍していた大学は留学生が多く、グローバル系の学部学科もいくつかありましたが、私の学科は社会学系の学科だったので特にそういった雰囲気は薄く(留学生はいて当たり前のように話はしていましたが)、自分でも興味はないので、国際教育学以外外国について学んだ記憶がありません。

 

とはいえ勉強を進めていく上でA・R・ホックシールドの『壁の向こうの住民たち』を読み、そこからアメリカの政治には興味を持ったので、金成隆一の『ルポ トランプ王国』や堤未果の『ルポ 貧困大国アメリカ』シリーズは読みました。

 

留学とかも一回も考えたことありませんでした。というのも、日本でまだまだ学び足りないと思っていたので、海外に行っても仕方ないかなと。

 

あとは、私の社会学的な関心はかなりミクロなところにあるので、国際関係を社会学的に見ようとは、今のところ思っていないというのもありますね。せいぜい、ジェンダーセクシュアリティの国際比較ぐらい?

 

日本国内でも、国際感覚をもつことや、海外で学ぶことが優秀な学生・社会人の条件みたいな感じを受けますが、社会の潮流(本流と言ってもいいかな)から一歩引いたところでしか見れないところを見る、私の役割はそんなところかなとも思っています。