ひとり旅のすすめと寂しさの克服
私はひとり旅が大好きです。
鉄道オタクなので基本は乗り鉄、街歩きが好きなので、主な観光は地方都市や駅前の散策です。
名所や景勝地はほとんど行きません。(教育のオタクでもあるので、松本に行った時は松本城を素通りして旧開智学校には行きました)
あとは食べることとお酒を飲むことも好きなので、その土地のグルメやお酒も欠かせません。
この前は宇都宮餃子をいただきました。
共通の趣味の友人(大学時代の同級生)もいるのですが、お互い微妙に興味がズレているので、基本的にお互い、それぞれ旅行して、その経過をLINEで見せ合う、みたいな感じになります。
特に好きなのが観光列車と特急列車。関東住みなので、JR東日本の「のって楽しい列車」の乗りつぶしをメインに、社会人の財力を活かして最近は西日本にも手を出しています。
私のプロフィール画像も、「越乃Shu✳︎Kura」という、新潟の地酒を車内で飲める列車の車内販売です。車内で日本酒を5〜8種類程度飲み比べられるんですよ!
しかしそれだけなら、友人と行った方が楽しいものです。
ひとり旅は、自分のお金と時間を、自分のためにだけ注ぐことができる、いわば自分勝手の旅行だと思っています。
一緒に行く人と金銭感覚が違えば、食べたい料理や乗りたい列車を妥協せざるをえません。行きたいところも行けず、興味ないところに付き合わされるかもしれません。
いや人付き合いってそういうものなんですけど、私にとって旅行は息抜き。息抜きでまで気を遣いたくありません。
行程も、ギチギチに詰め込んで周りたいところを最大限楽しむ人もいれば(私の先輩の京都マニアの方なんかはすごいです)、私みたいに、時間余りまくるガバガバな旅だってアリです。こうすることで余り疲れないのがポイントです。
疲れにくい→ストレスが溜まりにくいというのも大事なポイントです。
私、旅行中でも本は欠かさず持っていきますし、時々ノートパソコンも持っていきます。街歩きする時にちょっと重い(MacBook Airであっても)ですが、ホテルや新幹線の車内で、本読みたい、パソコンで作業したい、なんて思った時に、触れると心が落ち着きます。
心が落ち着く旅こそ私の理想です。
しかしひとり旅最大の敵があって、それは寂しさです。
寂しさには勝てません。なので寂しさをはなから感じないように努めなければなりません。
最初から1人が大好きって人なら大丈夫なんでしょうけど、私は友人といる時間も大好きなので、ふと知らない街でポツンと1人立っているのを感じると、もうダメです。誰かに連絡しちゃいますね。で、返信が来なくてヤキモキしたりして…
ひとり旅って言っても、SNSなどがあると、それって実は完全にひとりになれていないのかもしれません。
でも逆に、物理的な距離感を感じることで、寂しさを感じなくなることもあります。ひとり旅は、そんな弱い自分を乗り越えるための訓練になるかもしれません。
こんなことを書いているのは、私がまだ東京にいるからですかね?