yon-1997’s blog

架空地図と社会学的想像力とその他

「私の中に鬼が宿ったのは随分前」

今週のお題「鬼」

 

鬼と聞いて浮かぶのがこのセリフ。アニメ「ひぐらしのなく頃に」21話(調べた)でメインキャラクターの1人、園崎詩音(魅音じゃなかったのも調べた)が主人公の前原圭一に言うセリフ。

 

まあ私自身に鬼が宿っているわけじゃ無いんですけど、このセリフがぱっと思い浮かぶほど、私は「ひぐらし」が好きです。

アニメはリアタイしていたわけじゃ無いんですが、後年、WOWOWで放送しているのを見ました。もちろん最新作「業・卒」も見ました(OVAは見ていないものもあります)。

 

 

私とひぐらしの出会いは小学生の頃、YouTube

 

当時、Wiiのゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズX」に大ハマりしており、また世間的にも人気となっていました。YouTubeには「コンビニ」や「男女」などのパロディ動画が多数投稿されており、そうしたパロディの元ネタにもハマるようになりました。

そんなパロディの一つに、「ひぐらしのなく頃に(第一期)」のOPを、スマブラのキャラクターで描いたものもありました。

 

見てみると、ダークなテイストの映像、ホラーな曲調、私はたちまち惹かれてしまいました。

 

そこから元ネタを見て、有名なシーンの切り抜き動画も見て、私はひぐらしに大ハマりしました。

血飛沫が飛んだり、狂気的な表情を浮かべたり、、こういうのにハマる子供、時々いますよね?

 

とはいえアニメそのものをネットで見ることはできませんし、親の目もあってコソコソ、隠れキリシタン的にひぐらしファンとなっていきました。

結局作品には講談社から出ていた小説版を学校で読むことで触れていったのです。

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あ、そういえば、親にゲームを買ってもらおうとしたときに、DSで出ていたひぐらしの何らかのソフトをねだったんですが、却下されたのを思い出しました。

 

なんでひぐらしにハマったのかって、多分人間には(子供だけ、もしくは自分だけ?)潜在的にマゾヒスティックなところがあって、そういうホラーとか、恐怖とか、自分では受け止めきれない存在感と相対したいという願望、そんなものがあるんじゃないかと思います。

検索してはいけない言葉とかも子供好きですし。

 

いわゆる「怖いもの見たさ」ですね。

 

よく、「心の中の鬼」なんてことを言ったりしますが、なんらかの破滅的な願望は、そんな鬼のひとつかもしれません。