バラエティ番組の一回性、すぎていく悲しさ。
この記事を書きながら、録画して、見終わったバラエティ番組の削除をしたり、ダビングをしたりしています。
ダビングをする番組は4種類。
・「そこ曲がったら、櫻坂?」(テレビ東京)
・「日向坂で会いましょう」(テレビ東京)
・「テレビ千鳥」(テレビ朝日)
・その他特別面白かった放送回(水曜日のダウンタウンの令和など)
「そこさく」と「ひなあい」はそれぞれ櫻坂46、日向坂46の冠番組で、ファンなのでいつでも見返せるように保存しておいてあります。友人と宅飲みしながら上映会、なんてことも。
「テレビ千鳥」も30分番組で定期的に見返したくなるのでダビング。もちろんDVDは全て持っています。
週に10本以上の番組を録画していますが、じゃあ逆にこれらをどうして残しておくかというと、見返したいから。(職場の先輩で、全録画番組ダビングするという猛者もいます笑「捨てられない性格」だそうです)
見返すほど好きっていうのもありますが、そもそもバラエティ番組、というかテレビ番組(アニメやドラマは除く)って、一回きりしか放送しないものが多く、「一回性」のものだなって考えたことがあります。
noteやってた頃に記事にしよ〜って思ってたけど、結局書かず。
一度しか見れないテレビ番組。アニメやドラマと違ってストーリーを追うというよりも、その場の当意即妙のやりとりや空気感を楽しむバラエティ番組は、生放送ではないのにライブ感があるというか、何度も見返すというよりも、前述した空気感を味わうもののような気がします。
逆にアニメやドラマ、アイドル番組は、ストーリーが好きで何度も追体験したり、推しの活躍やかわいさを何度も見たりするために、一回性を薄れさせたい(=一回きりではもったいない)と思ってしまいます。
我が家にはこの他、「リンカーン」「ゲームセンターCX」「福岡人志、」「ひらがな推し」(日向坂で会いましょうの前身番組)などのDVDがあります。
「リンカーン」はダウンタウン、雨上がり決死隊、さまぁ〜ず、キャイ〜ン、山口智充(後に離脱)がレギュラーとなって様々な企画に挑む1時間番組。昔大ファンで毎週見ていましたが、他のバラエティ番組とは一線を画す面白さでした。全巻ではないですが持っています。ぜひ今をときめく中堅以上のお笑い芸人でリニューアルして欲しいところですが、予算などは令和の世では厳しそうです。
「ゲームセンターCX」はよゐこの有野がレトロゲーム攻略に挑むCSの番組。これもある時期毎週見ていました。CS特有のまったりとした雰囲気が好きですし、ゲームの進行状況はもはやドラマです。こちらも何度でも追体験したいものです(最近見てないんですけどね…)
「福岡人志、」は福岡の日テレ系列ローカル特番で、ダウンタウン松本とパンクブーブー黒瀬のドライブ旅番組です。福岡に縁があるので、ローカルなスポットに興奮しっぱなしのお気に入り番組です。その上2人のやりとりが最高です。
これらの番組も、大好きで、一回だけでは悲しすぎるから収集していますね。
それでも、DVD化されてもカットされる回やシーン、モザイク処理などによって、本放送時のままの完全版とはなりづらいです。「ゲームセンターCX」のレギュラー放送のレミングス回が無いのは痛すぎました。「帰ってきたラストレミングス」などの秀逸なシーンが見れないなんて…
最近だと、「ひらがな推し」では、メンバーの私物にオードリー春日が書いたサインはモザイク、井口の財布はファミリーマートの商品が映っているからかカットなど、本放送を見ていない最近のオタクである私は当時からのファンと同じ経験ができないという悲しみもあります。
これは権利上の問題などで、近年急速に行われるようになったネット配信サービスでも同じことが言えます。(「今夜くらべてみました」や「マツコの知らない世界」などは、本放送時の半分くらいの尺になっていることも)
書いていて思いましたが、楽しいやりとりが過ぎ去り、失われていくことに悲しみを覚えるんだと思います。
けれどバラエティ番組好きとして、そんな一回性の要素も含めて、愛していこうと思います。
あぁ、でもレミングス…