【架空地図制作記#4】アナログがデジタルになる時〜ネットカフェにて
架空地図を作るにあたって、下書きを描いています。
もちろんその下書きに道路や線路、地名などの情報を書き込んでもいいのですが、シャーペンや鉛筆を使うと消すことは可能ですが紙は傷み、また擦れると薄くなってしまいます。ボールペンで描いたら修正ができません。
そのため、現実的には修正も色塗りも容易なデジタルでディティールを加えていくことになります。
また地図データが複製できることで、複雑になりすぎるバス路線図をサブの地図に描くこともできます。
アナログの地図をデジタルデータにするためにはスキャンをします。我が家にはスキャナーがないので、私はネットカフェを利用しています。
コンビニとの違いは、スキャナーの利用者が少ないため時間のロスがないのと、ブースが作業スペースになるのでアナログに加筆をしてからスキャン、読み込んだデータを即確認&ファイル名をつけることができる、利用時間によってはコスパがコンビニより高いという点が挙げられ、メリットばかりです。
いつも利用しているネットカフェは、DiCE池袋店です。コーヒーも無料で飲めるため抜群の作業環境です。
フラット席で紙を貼り合わせたアナログ地図を開き、地図を切り離してスキャンできるようにします。
なお、今回は都市の地図をスキャンしました。以前は全国地図をスキャンしています。その時に失敗した地図も再度スキャンしました。
スキャンした地図をクリスタであらかじめ作っておいたテンプレートに載せ、デジタルで描画できるようにします。
なお、帰ってから作業をして気がついたのですが、前回はスキャンした時の端が切れなかったのに対して、今回は切れてしまいました。ネットカフェやフロアによって置かれている複合機や設定が違うようです。縮尺が変わっていないのが幸いですが、作業に一手間出てしまう他、テンプレートからややずらして作業しないとズレが生じるようになりました。
多少のガバは妥協しますが、やはり自宅にスキャナーを導入した方が確実なんでしょうね…
ということで、たっぷり進んだ架空地図です。特に首都圏の詳細な地図は学校や病院、埋立地の利用、バス路線の設定など、作り込むのが楽しい作業の土台になります。